オエビログ66


勇気の場前(文章



勇気の場後(文章/全年齢向けですが肉体関係あり)



(俺が抱き締めるだけで安心するだろうなんて思い上がりでも、それしかできることがない)
愛情が、怒りのためだけではないように
【カルナス撃沈の夜】



性欲丸出し



この人の前だと、僕は強くなれる気がしないのに、それもいいかななんて思えてしまう。



「俺は散歩してただけだっつーのに、どの町行っても痴漢されるっておかしいよな」



Let'sサバイバル



彼の未来(右反転文)
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「十賢者倒したらエクスペルが戻るっていうけど、どうやって帰るんだろうな?
 ネーデに来たときにはよくわからん状態だったが、あれは普通の移動方法じゃないんだろう?」
「そういえば宇宙船ってネーデにないですね。どうするんだろ」
「スゲーのがあって、どうにかなるんだろうなきっと。
 クロードは帰ったらどうするんだ? 家は」
「僕は地球に」
「あ、あー……そうか。そうだった、チキュウってとこに帰るんだったな」
「ボーマンさんは、エクスペルに帰ったらまた薬局を続けるんですよね」
「まあ、なぁ。ちょっと他にも考えてたことはあるんだけどな」
「他にも? 夫婦で暮らす以外に何かあるんですか?」
「いや、まあ。いいだろ。うるせーよ」
「何も言ってませんよ」
「顔がうるせーんだよ。お前は帰っちまうし、もういいんだよ」
「なんですかそれ、僕だって帰りたくて帰るわけじゃ」
「そうなのか? なんだよ、素直にやりたいことやれよ」
「でも。帰った方がいいと思うんです。その方が、諦めきれる気がする」
「諦める?」
「僕は全部を捨ててもいいけれど、欲しいものは、僕だけの未来じゃないですから」
「何言ってんだよ。変だぞクロード」
「変で悪かったですね!」

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タッチOK?



リンガの聖地開始クロード編その2(右反転会話)
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 ミロキニアからリンガの聖地に到着したクロードは、そこで出会った薬剤師ボーマンの住むリンガに行く。
 ソーサリーグローブが落ちてきたことや、この地の事情を知る。
 そしてラクール大学では、急に様子がおかしくなり、獣の姿となって暴れ出す者がいた。
 彼が研究していた怪しげな石が原因のようで、獰猛な彼の隙を見て石を割ることで、なんとか事件は解決した。
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「おう、あいつの怪我はなんとか治療したぜ。その石は、どうする? 見るからに、すげぇ禍々しいな……」
「割った時点で少しはマシになったから、もっと細かくしたらどうでしょうか」
「どっちにしても、直接さわるのはマズそうだな。斧か剣でも」
「そうだ、これなら」
「ん。そりゃあ、俺と会ったときに使った、光の剣みたいな武器だな。よく見ると、剣の柄とも違うのか」
「見ないで下さいよ。というか、見なかったことにしてください」
「見ちまったことに嘘はつけねぇよ。俺は、さっき図書館で調べたんだ。
 光の剣について隣の国の地方に伝承があるらしいな。光の剣を持って異国の服を着た『光の勇者』」
「そんな。僕は、勇者なんかじゃありませんよ」
「俺も勇者だと思ったわけじゃない。クロード一人に運命を背負わせる気なんかないさ。
 ただ、クロードがここに来たことに、何か理由があるかもしれねぇってことだよ」
「僕がいる、理由? なんですか?」
「そんなもん俺には分からねェ。でも、この事件を解決できたのは、お前が手伝ってくれたおかげだろ?」
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「あああ……石は消えたけど、絨毯が……うっかりしてた」
「あーあ。ま、この教室自体、戦闘でボロボロになったしな。ついでに許してもらおうぜ。校長の好物なんだっけかなぁ」
「しかもエネルギー切れだ。はあ。格闘技でなんとかなるかなぁ」
「なあ、クロード。この石は、噂のソーサリーグローブによく似ていた」
「確かに、それのことかなって僕も考えていました」
「だから俺は、クロードが元の国に戻るのに、旅をするってんなら」
       「ああ〜!! もー終わっちゃったのー? あたしの出番、ぜっんぜんなかったじゃーんっ」
「プリシス!」

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