メモログ54


逆立ちしたらアイディア出るんだってさ!



こたつで見る、未来のトモダチの夢



やめてってば! ヘンナコトじゃないわよ! イイコト思いついたのっ!



オトコでもキンニクでAカップあるって聞いたから、たしかめてんの!



美声の酔狂



女トレジャーハンターの優雅な 優雅な筈の…



『妹』のハレの日(横反転文 ※クロレナ前提)
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「あら。まだ準備してませんの、『お父さん』?」
「その呼び方はやめろ。……今しようと思っていたところだった」
「今現在、終わっていないのは事実ですわね。
 ふふ。『妹』から父親役をお願いされて、心境まで父親の気分、といったところかしら」
「うるさいな」
「いいじゃありませんの。『兄』らしいですわよ。よく知りませんけれど。
 相手のことも、今更だめだ、なーんて仰りませんわよねぇ?」
「ちゃんと認めている。とっくの昔からな。
 ……その花は」
「ああ、式で使うブーケですわよ。ジーン夫妻が用意してくれましたの。
 チキュウ風だと、花嫁が投げて、受け取った女性が次の花嫁になるとかなんとか言ってましたわね。
 プリシス辺りが躍起になりそうですけど、わたくしとしては、チサトに取っていただきたいところですわね」
「興味がなさそうな言い草だな。そんな話、目を血走らせるかと思ったがな」
「厭味のつもりですの?
 そんな予定を立てる様子が相手にないのに、私だけ空回るなんてバカバカしいですわ」
「……。相手がいないわけじゃなさそうだな」
「どうかしら。ブッキラボウな男だから、この先は分かりませんわ」

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カメラとブーケ(横反転文 ※上の続き)
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「えっと。実はセリーヌさんに、チサトはカメラに夢中だろうから、僕が取って渡すように、言われて……」
「なるほど。アシュトンががんばるから、『意味』も知ってるのかと思っちゃいました」
「え? これ、何か意味があったの? プリシスもがんばっていたけれど」
「んー。
 地球の風習で、花嫁のブーケを取った人が次に結婚できるっていう、ジンクス」
「え!」
「未婚がバレちゃうから、失礼になることもあるってことで廃れた文化らしいんだけどね。
 ああもう。セリーヌったら、そっちの方が付き合い長いんだし、自分たちの結婚を先に考えればいいのに」
「そ、そっか、結婚……けっこん……ぼぼぼぼ僕たちも」
「ちょっ、ちょっと! まさか! ここで『それ』はやめてー!」
「う。あ、ごめんなさい……そ、そうだよね。チサトは忙しいし仕事好きだし、結婚なんて」
「みんな見てるからだってば! 特にそこの二匹!
 私にだって女の子らしい憧れとか、あるんだからねっ。贅沢は言わないけれど、やっぱり少しくらい」
「よかったぁ。うん。わかったよ。そのときになったら、聞いてね」
「それってここで『はい』って言っちゃったらプロポーズみたいなもんじゃない……。
 …………うん、聞かせてね」

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ミドルネーム組



レナを愛する二人の母親へ


  

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