オエビログ43
水の影
おやすみすみ
いつの間にか愛しい二匹
さぁ走るわよ!
それは聞き捨てならないわね(右反転テキスト)/
「ええと、ケルメさんはただ私の生徒だっただけなので……そういうのとは」
「ちょっとノエル。それは聞き捨てならないわね」
「はい?」
「私、他人の色恋沙汰に口を挟むのは趣味じゃないんだけど。
そんな理由で見なかったことにするつもり?
「ええ、そんな。オペラさん、落ち着いてくださいよぉ」
「恋愛の話で落ち着けなんて言う男は、その隙に言い訳を考えているだけよ。
私とエルは師弟関係だったけれど、今では恋人同士なんだから、そんな理由はチーズにもならない蛆だわ」
「えっ、師弟関係……そうだったんですか」
「そうよ。教師と生徒と言っても、もう大学からは離れて『元』なんでしょう?
自分の心地いい立場を維持するためだけに、相手の恋慕を無視するなんて」
「ちょ、ちょっと待ってくださいよぉ」
「やめて。恋愛に『待った』なんてあるわけないでしょ」
「だって、ケルメさんが私に恋愛感情を抱いているだなんて、確証はないじゃないですかぁ」
「……。それも、そうね。理由もなく他人の世話をするとは思えないけど」
「あの子は、みんなに優しい娘ですから」
「鈍感男が。
いいわ。じゃあ今回の件、十賢者の件が終わってから、もう一度ケルメって子のこと考えてあげなさい」
「! ……それは、……」
「い い わ ね !」
「はい……。そうですよね。わかりました、必ず」//
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