オエビログ45
お題とあるのは、可愛いカップル描いちゃったーより。


俺に恋なんかしてるより、ああして同性の友達とじゃれているのが、あいつに似合うのにな



ファンシティのホレ薬騒動のクロード編 (お題『膝枕している』のはずだったけどできてない



どこに口づけようと、友情の色には足りない (お題『おでこにキスをしている』)



セピアな会話(右反転文、数年後設定)
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「僕、昔、好きだったんですよ。あなたのこと。ええと、変な意味で」
「知ってたぜー」
「ですよねぇ。分かりやすかったですよね、でも、隠していたつもりだったんですよ」
「俺も好きだったぜ。ちょっとだけな」
「嘘ばっかりだ。そんなの今更、言わないでくださいよ」
「あのときにも言ってやっただろ。何回も言ってやったけど、お前が信じなかっただけさ」
「それは、信じたくなかったんですよ。好きな相手が、そんな浮気っぽい人間だなんて」
「結婚した今なら、少しは俺の気持ちも分かるか?」
「うーん……。分からないことにしておきます」
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熱を煽る(右反転文)
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「なあ、好きって言っちまえよ」
「何言ってるんですか、言えませんよ」
「意外とうまくいくかもしんねーぞ? お前って外見のスペック高いし」
「身長は微妙なんで無理です。っていうか外見だけですか。
 ……なんですか、別に片想いくらい、いいじゃないですか!
 言ったら、全部、全部が終わっちゃうじゃないですか! 僕の気持ちなんて全然知らないくせに!」
「逆切れすんなって。
 けどよー。好きって言っちまったら、意外と『好き』って返ってくるかもしれねーぞ?
 だったら、勿体ないだろ? 言えよ。好きです愛してます、って。言っちまえ」
「……この話、もうやめにしませんか?」
「お前がそれでいいならいいけどよ。多分それ、勿体ねぇことしてんだぜー?」
「いいんです! 何も知らないのに茶々入れないでください!」

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挑発したせい



画像中の文はミスリードだ



きじょうい



ちゃんと抱いてみろよ
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あと数センチ残して浮く手を、掴まれる。
拒絶だ。思った瞬間、それは否定される。拒絶の、否定。
緊張したままの手のひらは、残る数センチを運ばれ、こうして抱くのだと教えるように、相手の腰へと触れさせられた。
自分からできなかったことの悔しさを覚えながら、身体の温もりを知りながら、肯定されたかのような喜びに溺れそうだった。
抱きしめる格好は、ぎこちないなりに、形となる。

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「そういう冗談、やめてください」



    

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