オエビログ30
なんだよそれもっと見せろって
永遠ではないのだと思う
フィールドを常に駆け回る主人公にダッシュで勝てるはずもなく
夜の、穏やかで身を守る炎
なんでこんなくだらない話をおとなしく聞いているのか
こんなことしたら遠ざかってしまう、とまれ僕、やめろと叱って。
時々、ああこいつは「勇者」なんだな、って思わされる。この俺がだぞ?
愛してる証は愛してる心と、これからも共にある
よくやったな、と熱した頭へ差し伸べられた手に
ああ僕はがんばってきたのだな、と胸にあふれる穏やかな高揚
それでも少しは逆らって
じわりと響くこの優しさに、ここで倒れぬよう誓うのだ
なんでこんな格好になったのか
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