クロードが「別の星の人」ってことをまだ、ボーマンが知らない時期。
ソラからきました、なんて言ったって心配されるからね。
でも知っても、ボーマンにとってクロードは「別の星の人」っつーよりもクロードだし
好奇心を見せるのと同じで、新しいその存在を受け入れるんだろうなぁ。
もっと広い世界があるんだ、ってワクワクしてくれる。

オエビで描いた奴の漫画化です。
以下反転で元の文。

「おー。満天満天〜」
「……、もし、」
「んー?」
「もしも空から人が来たら。どうしますか?」
「お前の書いた小説みたいにか」
「はい。コンニチハ、ハロー、アイラビュ、グーテンターク、って」
「うは、さりげに何挟んでんだお前。友好的なら、挨拶がわりに口説くっきゃねーだろ」
「口説くって。女の子に断定ですか」
「そりゃー、そういう時は『可愛い女の子』って相場が決まってんだろ?」
「すいませんね、可愛くない男の子で。
 ……えっと。別に僕は、空から来たわけじゃ、ないですけど」
「なんだ口説かれたいのか。はいはい、お前も可愛いぜ?」
「な! ああもう。だからっ、違うって言ってるじゃないですか!」

090630

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